在宅勤務からフル出勤に変わって、一番怖かったのは「子どもとの時間が消える」こと。
でも実際に暮らしてみたら、大事なのは時間の長さじゃなかった。
狭い団地が教えてくれた「気配」の話、聞いてください。
在宅→フル出勤。一番怖かったのは子どものことだった
正直に言います。
フル出勤が決まったとき、仕事のことより先に頭をよぎったのはナデシコとユルタレのことでした。
在宅勤務のころは、子どもが玄関開けた音だけで「今日は機嫌ええな!」とかわかってた。ま、2人ともだいたい元気に「ただいまー!」って帰ってきてたんだけどね。
それが全部見えなくなる。
朝8時に出て、帰るのは夜7時過ぎ。思春期真っ只中のナデシコや思春期に片足突っ込んでるユルタレと過ごせる時間、計算したら起きてる間で1〜2時間あるかないかやん💦
「子どもたちとの関係、壊れるんちゃうか」
そう思ってました。
正直に言う。帰宅後のリアルなタイムライン
理想と現実の話をしよう。
理想(フル出勤前に描いてたやつ)
- 帰宅
- ただいま!
- 子どもと今日の話
- 夕飯
- 一緒にまったり
現実(フル出勤1週間後)
- 帰宅→バッグ置く
- 夕飯
- 食べながらスマホ
- ナデシコは塾・ユルタレはゲーム
- 「お風呂入り!」→「はーい(入らない)」→もう一回「お風呂」
- 気づいたら22時→おやすみ
…どこで話すねん。笑
でもね、これが普通やった。罪悪感持つ必要なかった。みんなそうやって回してるんよね、たぶん。
時間が減ってわかった「一緒にいる」の本当の意味
フル出勤になって2ヶ月くらい経ったころ、気づいたことがあります。
ナデシコ、別に変わってなかった。
反抗期のままやけど(笑)、こっちが話しかけたら返事はするし(一応)、たまにLINEで「今日こんなんあってん」って送ってくる(機嫌がいいときは)。
ユルタレも相変わらずのマイペースで毎日、友達と遊ぶのに忙しそう(宿題は後回しだが)。楽しそうでなによりだわ笑
あれ?思ってたより普通やん?
在宅のころ「常に気配を感じてた」って書いたけど、それって本当に子どもたちのためになってたか?って考えたら、微妙やったかもしれない。
親がずっと家にいる。それって、小学校まではいいけど、思春期の子どもからしたら逃げ場がないとも言える。
「ちょっと一人になりたい」が叶わない環境で、私が「関係を保とう」と頑張るほど、ナデシコにはプレッシャーになってたかもしれへんなって。
フル出勤になって物理的な距離ができた分、心の距離がちょうどよくなったのかもしれない。
帰宅前5分の準備が空気を変えた
とはいえ、「真っ暗な部屋に子どもが帰る」のは避けたかった。
そんなときに活躍したのがスイッチボット。学校からの帰宅時間のちょっと前に、アプリで遠隔からリビングのライトをオン。「○時になったらライトオン」というオートメーションも組めるから、わざわざ操作しなくても勝手に明るくなってる。
誰もいなくても部屋が明るいだけで、なんか気分違うと思いません?
というのも私自身、「真っ暗な部屋に帰る」ってのが子どもの頃から苦手だったんよね。
夏と冬はエアコンの遠隔オンオフも大活躍。帰宅前にアプリでポチっとするだけで、子どもが帰ったときにはもう涼しい(暖かい)部屋になってる。
スイッチボット導入の詳しい話はこちら👇
実は家探しのときから「気配」を考えてた
ここで少し時間を巻き戻させて!
大阪への引っ越しが決まって、家を探してたとき。物件を選ぶ条件のひとつに「全部屋リビング直結」がありました。
エアコン1台で全室を冷やすためっていう実用的な理由もあったけど、本当の理由はそれだけじゃなかったんです。
よくある「田の字間取り」ってあるやん。廊下があって、各部屋がそこから独立してるやつ。あの間取り、リビングやキッチンにいたら、子どもが部屋にこもったとたんに気配がゼロになるんよね。
そのとき私が考えてたのは、これから先のこと。
在宅からフル出勤になる。そのタイミングで子どもたちも中学生・高学年になる。一緒にいる時間は、今までと比べ物にならないくらい減っていく。
そんな状況で、せめて家の中にいる間だけでも気配を感じていたかった。「全部屋リビング直結」は、エアコン効率のためでもあったけど、気配のための間取り選びでもあった。あの家探しの判断、正解やったと今でも思ってる。
家探しのときのエアコン×間取りの話はこちらに詳しく書いてるよ👇
狭い団地だから「気配」が消えない
ここが本題。
そうして選んだ67㎡の3LDK団地。広くはない。でも今となってはこの狭さが最強の子育てツールやと思ってる。
ナデシコが自室にこもってても、ドア越しに音楽が聞こえる。私がリビングにいるだけで、なんとなく「ママがおる」って伝わる。夜中にふとトイレに起きたとき、リビングの電気がついてたら「まだ起きてるんや」ってわかる。
言葉を交わさなくても、存在を感じ合える。これが「気配」。
フル出勤で物理的に会える時間は減った。でも同じ屋根の下にいる間は、気配はずっとそこにある。
広い家やったら、こうはいかんかったと思う。気配が薄まって、お互いの存在に気づかへん時間が増えてたかもしれない。
団地の狭さを「かわいそうかも?」って思ったことも正直あった。でも今は、狭くてよかったって本気で思ってます!
狭い団地で思春期の子どもとどう暮らすか、試行錯誤してわかったことを別記事にまとめてます。「狭いからかわいそう」じゃなくて「狭いからこそできること」があるって、住んでみてはじめてわかった話です👇
ナデシコが教えてくれた「ママに必要なこと」
先日、珍しくナデシコがぽつりと言った。
「ママ、最近なんか楽しそうやん」
え。
「フル出勤になってから、なんか顔が違う気がする」
…子どもって、ちゃんと見てるんよね。
在宅のころ、私はずっと「子どものそばにいなきゃ」って思いながら仕事して、なんとなくいつも申し訳ない気持ちでいた。仕事中に話しかけられたら内心「ちょっと待って」って思いながら「なに?」って答えてた。
それ、ナデシコに全部バレてたんやと思う。
フル出勤になって、仕事は仕事、家は家、ってオンオフが切れるようになった。帰宅後の1〜2時間、ちゃんとそこにいられる自分になれた気がしてる。
長時間ずっと一緒にいることより、「今、ちゃんと向き合ってる」それが大事やったのかもしれない。
まとめ:駆け込み寺でいられれば、それでいい
フル出勤になって怖かったこと、ぜんぶ杞憂やった…とは言い切れない。しんどい日もある。帰宅してすぐ喧嘩になる日もある。
でも一個だけ確信したことがある。
「いつでも帰れる場所」でいられれば、それでいい。
毎日長い時間一緒にいなくていい。完璧な会話ができなくていい。気配があって、帰ってきたときに「おかえり」が言えて、何かあったとき「ちょっと聞いて」って来られる場所。
それが団地ワーママにできる、最高の子育てやと今は思ってます。
狭い家で、気配と一緒に暮らしてる。それでじゅうぶんです。
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